アドリブ部分について、楽譜に起こされているものをなぞってやっていますが、これが難しい。
今やっている「枯葉」はEmスケールなのですが、それ以前にちゃんと指が音をとらえないことが一番の問題で、音は取れているからなんとなく指は動くのですが、楽譜通りにやろうとすると目が追いついていかない。
目と耳と指を連動させないといけない。
一番は指が覚えていないこと。
尺八は、もともと楽譜が読めなかったこともあり、基本耳で覚えた。教えてくれた先輩も楽譜が読めなかったので、目の前で吹いてくれたものを真似して覚えた感じでした。
ジャズを最初に始めた黒人の人たちって楽譜読めたんだろうか。おそらく最初って読めなかったんじゃないかなぁ。で、だんだん西洋音楽をやっている人がジャズの世界に入ってきて、黒人がやっていた音楽を採譜するようになって今、楽譜になっているんじゃないかと思います。
音楽としてのジャズはもちろん好きなんですが、感情を音に乗せるジャズというのが好きで、それはたぶん再現性のないものじゃないかと。
そういう意味ではやっぱりアドリブを吹きこなしたいんだけど、でも、アドリブにもルールがあってそのルールはちゃんと知っておいたほうが良い。
センセーからは、「今度、楽譜を離れてアドリブの練習してみますか?」と。
いいなーあこがれるなー。
でも、メロディの部分あってこそのアドリブという意識もあって、悩むところです。